ブルーカレントIII 69は、JHリグ〜プラグ〜メタルジグ、堤防〜ボートまで大活躍

3月初旬に購入後、2度使った時点での簡易インプレ記事が[こちら]。その後コロナ自粛期間を挟んで何度か使用したのでインプレ記事を書くことにしました。

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当時の感想は以下の通り。いまでも変わりません。

  • ウエイトバランスは悪くない。とくにスリーフィンガーで持つとバツグン(リールフットを薬指と小指で挟む持ち方)
    (合わせるリールは170〜180gくらい(カタログ値から推測))
  • 穂先はかなりしなやか。おそらく「乗せ性能」を上げるために、意図的にちょっとダルくしている。結果「乗せ」性能はかなり良さそう。
  • ベリーは張りがあるのでルアーアクションや、アタリを感じて「掛ける」性能も良い。
  • 小魚でも穂先〜ベリーが曲がりこむので、引き味を楽しみつつバラしにくいやり取りが可能。
  • バットはかなり強い。フッコ級までのシーバスを掛けたが余裕あり。曲がりこみ浮かせる設計なので、フロロ細糸(0.6号)でも安心感がある。
  • しっかりと曲げてロッドの反発力をつかってキャストできる。
    7ft弱の比較的ロングロッドなので飛距離はかなり良い。
  • 高感度を特別売りにした感じのロッドではないが、現代の2万円台のアジングロッドなりの感度性能はもっていると思う。
  • 道糸はFC 0.6号、リグはベビーサーディン2in+JH2g.
    モデレートテンションフォールでアタリをとっていく釣りで、きちんと違和感(小さなアタリ)を察知して手のひらサイズの小メバルをきちんと掛けていける。
    掛けたあとはティップ〜ベリーが曲がり込んでくれるので、テンション抜けを防ぎつつ引き味を楽しめる。
  • 投げやすく、曲げて獲れる、釣りが楽しくなる、そういうロッド。
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ヤマガブランクス ブルーカレントIII 69
価格:23265円(税込、送料無料) (2020/6/21時点)


ボートメバル釣りと堤防ライトゲーム(カサゴメインの五目釣りと堤防メバル釣り)の用途で愛用しています

追加の使用感を以下の通りです。

JHリグでメバリング

テンションフォールやドリフトをメインとした「巻かない釣り」にも、JHリグの巻きの釣りにも、シンペンなどの巻きの釣り、いずれにも高く適応しました。

ゲストのシーバス(フッコ)がかかってもバットパワーに余裕があり魚のコントロールに安心感がありました。


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JHリグでのボトム狙い

海底の根回り(かなり激しい)につくカサゴをヘッドウエイト3gのジグヘッドリグで狙う釣りに使いました。食い込みに優れたしなやかティップとしっかりとリグをコントロールするベリー。そしてヒットしたカサゴを根に潜らせない強靭なバット。そのうえ15cmのカサゴでもやり取りをたのしめる。

本当に「丁度いい」バランスの竿だと思います。


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ヘッドウエイト3gにワームウエイト約2gで、リグウエイト5g程度。丁度いい操作感です。

マイクロメタルジグの釣り

カサゴメインで何でも狙いなマイクロメタルジグの釣りにも最適な操作感でした。

リグは3〜3.5gをメインに最大5gまでのメタルジグ。アクションはショアスロージギング的な水平方向の移動距離を小さくボトムをはねさせるようなアクション。

しなやかでプラッギング用に?すこし戻り遅めの穂先です。スローな誘いにはとてもいい感じです。3〜3.5gのジグだとだるさは全く感じません。5gだと少々穂先が入りすぎる傾向はありますが、ベリーで操作する感覚で扱えば快適です。


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1本あるとショア〜ボート、メバル・カサゴを中心にいろいろな魚を狙える汎用ULゲームロッドです。この価格でこの性能、しかもMade in Japanというのもなかなかすごいと思います。

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